● 包括的ケア管理

  
 
基本方針
 当院には多数の患者さんが入院されます。入院される患者さんはそれぞれ違った病気を持っておられ、治療法も違っています。しかし、全ての患者さんに共通する様な事柄も多くあります。当院ではこういった共通の事柄に対しては、院内全体で同じようなケアを提供できるようにしています。それが、包括的ケア管理です。これは当院の根本的方針であります全人的医療の実践につながると思っております。
 
このような包括的ケアに関わる職員は、それぞれの診療科医師と看護師と連携して、患者さん、ご家族に対して十分な説明をして科学的根拠に基づいたケアを行います。
組織
 各ケア対策チームは全人的包括的ケアの充実を目的に、以下のような役割を担っています。また、他の対策チームと連携して各診療科の医療を支援、補完しています。
 院内全体の共通する事柄を横断的にケアすることを推し進める為に、以下のような体制をとっております。
 包括的ケア管理委員会の下に、栄養、褥瘡・創傷、疼痛緩和ケア、 呼吸、入院生活にかかわるケアを担当するケア対策チームを設置しております。
栄養ケア対策チーム
褥瘡・創傷ケア対策チーム
病院長 包括的ケア管理委員会 疼痛等緩和ケア対策チーム
呼吸ケア対策チーム
入院生活支援チーム
ケア対策チーム
栄養ケア対策チーム (NST)
入院患者さんの栄養状態を評価して、低栄養に陥った患者さんに対して適正な栄養法を計画提案して、主治医・看護師と共同で実施支援します。咀嚼、嚥下障害のある患者さんの支援も行います。
栄養サポートチーム(NST)専門療法士研修申し込みについてはこちらです
褥瘡及び創傷ケア対策チーム (WCT)
入院患者さん全員の褥瘡を予防し、創傷の早期治癒を目指して、院内で統一したケアの方法を支援しています。ストマを持った患者さんへの支援も当チームが行います。
疼痛等緩和ケア対策チーム (PCT)
各病棟からの依頼により、悪性疾患などによる痛みを和らげたり、精神的な支援をするチームです。痛みを取るための院内統一マニュアルを作成してケアの統一を図っています。
呼吸ケア対策チーム (RST)
各病棟で人工呼吸器を使用している患者さんの援助を行い、人工呼吸器からの離脱を進める際の支援を行っています。また、喀痰の排泄を促す方法等、各患者さん毎にきめ細かくケアできるように各病棟のスタッフの支援を行っています。
入院生活支援チーム〔転倒転落防止チーム〕(HST)
入院中には思いがけず転倒される患者さんがおられます。その防止策を病棟スタッフと共に考え実行しています。また、入院生活の環境改善計画を実施する役目も持っています