● 看護部における教育

 ■ 看護部の教育理念・教育目的・教育目標


教育理念

1. 訪れる人々と共に歩み、<生きている喜び>をわかちあえる看護用木に育つための支援をします。
2. 最良の看護を実践するために、自らを教育し、研究心のある看護者に育つための支援をします。

天理よろづ相談所「憩の家」看護部は、人間に内在する伸びようとする力を信じ、成人教育の原理に則り、看護者自らの育ちを支援することを基本姿勢としている。

<理念を構成する用語の意味>

訪れる人々
当院は人類創生の地「ぢば」にあるやかたの中に位置している。訪れる人々とは「憩の家」に訪れるすべての人々を現している。患者様はもちろんのこと、家族、地域、日本、地球上の人々にまで対象は広がる。院内の医療従事者(真のチーム医療を実現)や、訪れるすべての学生、その学校の教員も含まれる。

共に歩む 
看護は一人ではできない。患者・家族を含んだチーム医療の動きの中で機能する。看護の過程を通じて成人への道を歩むのである。

生きている喜び 
親神様の十全の守護によって、生かされていることへの感謝と喜びである。

わかちあう 
看護実践の上で生み出される変化によって、患者・家族は生きている喜びを味わう。また、看護者は看護する喜びの中に生きている喜びを見出す。喜びは主観的体験でありながら、個人のものだけにとどまらず、他者とわかちあうことで相乗される。看護は患者・家族と看護者の共同作業の中で生み出され、相互に作用しながら発展していく。

看護用木(かんごようぼく) 
看護を通じて陽気ぐらし世界の建設を実現するための人材。看護用木は、「病む人が教祖(おやさま)のお膝下で安心して身も心も休めながら、陽気ぐらしができるようにこころを立て替える過程を一緒に歩む」1)
*1) 天理准看護婦養成所三十年の歩み ―看護用木への道― より

最良の看護を実践する 
親神様から与えられた有限の人・物・時間を大切にして、その人にとって、その時代、その瞬間において、最適の看護を実践することである。

自らを教育し、研究心のある看護者 
看護者が最適の看護を実践するためには、看護学における知識・技術・態度の持続した自己研鑽と、臨床での体験から得られる事象の意味の探求、その両者の密接な連関が必要となる。つまり、自己教育力を高め、常に研究し続けることである。そこから生まれた知見は看護学の発展に寄与し、多くの看護者がその知見を実践に使うことによって、人々が幸福になるための支援をすることにつながる。教育と研究がなければ最良の看護を実践することはできない。


教育目的

1. 基本的看護技術から専門的・高度な実践力での看護援助の力を培う。
2. 組織の中での役割を遂行する力を培う。
3. スタッフへの教育の役割と自己教育力を培う。
4. 実践現場を評価し変革する力を培う。


教育目標

1.看護者として、人間として成長する。

2.患者満足の得られる看護実践能力を身につける。
  1)看護ケア能力
  2)看護管理能力
  3)教育能力
  4)研究能力                   

平成16年1月26日成文化

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