● R I 部門

■ FDG-PET検査について
 2006年4月からペット(PET:陽電子断層)検査を開始しました。癌診断の切り札ともいわれる検査だけあって、他の方法で見つからなかった転移や再発がわかることがあります。転移が先に見つかった例で原発臓器をつきとめることができたこともありました。しかしペットが不得意な種類の癌もあり、またあまり小さな病変は陽性にならないこともあります。逆に、良性の病気でも異常信号として見えてしまうこともあります。また、健康保険で検査できる腫瘍の種類と状態は詳しく規定されておりますので、検査を受けるかどうかは主治医とよく相談の上で決めて下さい。

 なお、当院では癌検診目的の私費検査は現在行なっておりません。また、当院にはサイクロトロン(ペットに使用する放射性同位元素を作る機械)がありませんので、使用できる放射性医薬品は市販されているFDGのみです。

PET-CT

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■ 当センターの特色
 ペット以外の一般核医学検査では、機能画像としてのインビボ(生体)核医学の特色を生かして院内各科の多様な要求に答えられるよう、日々努めています。例えば脳や心筋の虚血の部位と程度の判定に、全身がスキャンできる強みを生かして癌の転移検索に、あるいは原因不明の発熱の精査にと、使う放射性医薬品をうまく選べば、いろいろな臓器、疾患の診断ができる可能性を持った検査法です。

 各診療科の依頼に応じてできる限り短い予約待ちで検査が行なえるよう、毎日依頼内容のチェックを行なって検査スケジュールを最適化しています。

 他の画像診断部門同様、画像は順次デジタル配信しますので外来や病棟の診療用端末でも閲覧できるようになっています。文書による専門医の結果報告は原則として検査および解析が終了してから48時間以内に入力しています(休日をはさんだ場合は別)。検査の種類によっては放射性医薬品を投与してから写真を撮り終わるまで日数がかかるものがありますのでご注意下さい。現在、専任医師は1名ですが、経験豊富な技師さん達を始め関係するスタッフの皆さんの献身的努力により、現有する機器をフル活用して週当たり90件前後、年間約4500件の検査を行っています。

 また、核医学治療として、バセドウ病に対する放射性ヨード内用療法を年15例程度行なっています。

■ 医療設備
 PET-CT1台、ガンマカメラ3台(うち1台はSPECT専用機)、資料測定用ガンマカウンタ1台。いずれも画像やデータを処理するための高性能コンピュータと連動しています。

SPECT専用機

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