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| ■ 概要 |
| 放射線部診断部門では各診療科のリクエストに応えて、各種のX線撮影と読影の業務を行っています。2002年の統計では年間のX線撮影の実施総件数はおよそ12万1千件であり、その内訳は単純X線写真撮影(9万8千件)、消化管造影・尿路造影・血管造影などの各種造影X線撮影(7千件)、CT(1万6千件)等々であります。このために当部門では総勢約80名のスタッフを擁して、単純X線写真撮影装置(5台)のほか、乳腺撮影装置(1台)、汎用X線透視装置(3台)、血管撮影装置(3台)、CT装置(3台)、超音波診断装置(1台)等々の機器を駆使し、関連するX線撮影・診断の全業務を行っております。これらのX線撮影装置の多くはコンピュータ化されており、従来のX線フィルムからデジタル画像にとって代わりつつあります。今後はデジタル情報の特典を生かして、編集・診断報告書作成・転送・保存などのいわゆる情報ネートワーク化を推進し、さらに統合的な院内X線診断流通システムを順次、構築していく予定であります。 |
| ■ 放射線診断医 |
| 放射線診断医9名(うち、日本医学放射線学会認定専門医5名、日本血管造影・IVR学会認定指導医2名)が読影業務を担当し、X線診断報告書を作成してそれぞれの診療科に画像情報を提供しています。当部門で取り扱うX線診断学の領域は多岐に亘るため、さらに高次の専門性(サブ・スペシャリティ)を重要視しており、各診断医はそれぞれの特殊領域においてX線診断学のエキスパートを目指して日夜、研鑚を重ねています。また、定期的な読影会を通して診断医相互の研修と読影力の向上を図り、また、各診療科との情報交換にも努めております。 |
| ■ 診断部門スタッフのチームワーク |
| 当部門では患者さんに快適なX線撮影検査を受けて頂けるよう、スタッフ一同のチームワークを心掛けています。検査の登録を担当する事務系スタッフ(17名)はX線撮影予約ソフトウェアを導入し、速やかな検査の実施に役立てています。また、放射線技師(37名)は内外の講習の機会を通して撮影技術向上に努めており、特に、最新コンピュータX線装置の操縦技術習熟を最優先の課題としています。看護師(8名)は主として造影撮影、JVRの際の介助と看護を担当し、医師と協力して検査・処置を遂行します。事前に内容の説明を十分に行い、患者さんとコミュニケーションを保つことで、不安を和らげられるよう努力しております。 |
■ X線診断技術を応用した治療
−インターベンショナル・ラジオロジー (IVR)
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当診断部門では“X線診断技術を応用した治療 - インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)”を行っています。即ち、X線透視装置などを用いて経皮的・非手術的治療を行うもので、代表的な手技としては原発性肝癌に対して行う肝動脈塞栓術(TAE)、ラジオ波焼灼術(RF)などのほか、閉塞性動脈硬化症に対して行う経皮的血管形成術(PTA)、血管内ステント留置術などがあります。これらの新しいアプローチによる治療法は入院期間が短くてすみ、特別な麻酔が不要であり、費用効果の上でも患者さんに有利であるなどの理由で、将来性が期待されており、今後も新技術、新治療法の導入に向けて努力していきたいと考えています。
JVR外来は火曜日午前、水曜日午後、金曜日午前に実施しております(地下1階放射線部診察室、内線8705、午前11時までに受付のこと)。
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| ■ X線撮影を受けられる皆様へ |
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妊娠中ないし妊娠のおそれのある方は必ず、事前に申し出て下さい。また、ヨード性造影剤を使用する造影X線撮影(腎盂尿管造影、造影CT、血管造影など)を受けられる方には造影剤過敏症に関する問診を行っております。現在使用している非イオン性ヨード性造影剤は副作用が少なく(稀に嘔気、皮膚発疹、全身倦怠などがある)十分に安全なものであります。ただ、極めて稀ですが、帰宅後に強い全身倦怠を自覚することがありますので(遅発性副作用)、その際は当院へご連絡ください。
連絡先:大代表0743−63−5611(3棟放射線部受付8529、4棟放射線部受付8521、地下放射線部受付8705、救急外来受付8700)。
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