● 小児科 外来担当表へ

■  特色
 高度かつ安全な医療を提供するとともに、インフォームド・コンセントを医療の原点として、患者・保護者には十分な医療情報を提供し、他の医療機関へのセカンド・オピニオンの要望も受け入れ、患者中心の医療を目指しています。各専門分野の学会専門医、認定医を配置して、小児科全体として総合医療ができる体制を整えています。天理市の協力のもとに院内に公的な学級(小学校、中学校)を設置し、入院患者の学習の援助を行い、退院後の学業にも配慮しています。また、保育士を配置して、乳幼児の看護を充実させています。
■  症例数・治療・成績
 午前中は2診制で一般外来を行い、午後は専門外来、予防接種外来、乳幼児健診外来を設けています。入院病床数は、小児科病棟38床(未熟児・新生児室5床)、その他に小児循環器センター8床の計46床です。2000年の統計では、1日平均外来患者数は114人、年間入院患者数は986人である。延べ入院患者数からみると、主な疾患は、先天性心疾患190例、呼吸器感染症170人、喘息100例、けいれん性疾患35人、急性リンパ性白血病25人、周産期感染症25人、低出生児体重児20人です。
★救急医療=救急疾患として救急外来を受診する小児の患者数は年間約2,500人です。診療時間内の救急疾患は小児科医が対応しています。小児科として夜間・休日の一次救急医療は行っていませんが、二次、三次救急医療には、当番医を配して、小児科医が対応しています。
★血液疾患・悪性腫瘍=JACLSに加盟し、急性白血病の治療を中心とした臨床を行っています。骨髄移植推進財団の移植施設に認定され、非血縁者間骨髄移植を行っています。血縁者間および白己幹細胞移植を治療手段に加えて、難治性悪性腫瘍性疾患の治療に積極的に取り組んでいます。また、悪性腫瘍性疾患をもつ患児の親の会である「三色すみれの会」の設立、運営に協力して、患者・保護者の精神的支援にも力を入れています。
★未熟児・新生児疾患=先天性心疾患の患者については紹介を積極的に受け入れています。それ以外の患者については、呼吸器、種々のモニター、緊急検査態勢などを整えているが、病床数が少ないために、受け入れられないことがあります。
★先天性代謝異常・内分泌疾患=下垂体性小人症、ターナー症候群を中心とする成長障害、若年性糖尿病などの診療を行っています。若年性糖尿病の患者の会「あゆみの会」にも積極的に関与し、糖尿病の包括医療を行っています。
★腎疾患=ネフローゼ症候群、腎炎などを中心に診療を行っています。
★神経・筋肉疾患一てんかんなど、けいれん性疾患を中心とした診療を行っています。脳性麻痺等の基礎疾患による発達障害、運動障害については県内のリハビリセンター等と協力して治療を行っています。
★その他=神経性食欲不振症、心身症に対して心理判定土と協力して治療にあたり、良好な治療成績をあげています。
■ 小児循環器センター
 主に先天性心疾患の医療を行っています。24時間救急体制をとり、また心臓血管外科と密接な協力関係のもとに、複雑な心奇形の治療に好成績をあげています。バルーン拡張術、コイル塞栓術などインターベンションカテーテルを年間30-40例施行しています。
■  小児アレルギーセンター
 2001年9月に小児アレルギーセンターを開設し、主に喘息、アトピー性皮膚炎を中心とした臨床、研究のさらなる充実発展を目指しています。小児気管支喘息の長期管理薬として家庭でのDSCD(インタール)吸入療法,ステロイド薬吸入療法を導入しています。必要に応じて減感作療法も実施しています。喘息の管理にはピークフローメーターや呼吸機能検査を取り入れています。食物アレルギーの子どもさんには食事療法を、またアトピー性皮膚炎の子どもさんにはスキンケアーを指導しています。アレルギー疾患の治療、管理には保護者の方に対する生活指導も大切であると考えており、そのため年4回、アレルギー保護者教室を開催しています。

第1回:気管支喘息について、
第2回:掃除について
第3回:薬について
第4回:アトピー性皮膚炎と食物アレルギーについて
 いずれも薬剤師、栄養士、理学療法士、看護師 など多くの病院のスタッフと協力して指導にあったています。


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