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■ 特色

 当科では脊椎疾患、四肢関節疾患および外傷など整形外科疾患全般を扱っています。

常に保存的治療を優先しておりますが、症状の進行例や保存的治療無効例に対しては積極的に手術療法を施行し、早期離床・早期社会復帰を目指し治療に取り組んでいます。入院対象はほとんどが手術症例となっています。

スタッフは常勤5名、非常勤2名の計7名で、いずれも経験年数10年以上の日本整形外科学会整形外科専門医です。日本整形外科学会専門医制度研修施設として施設認定を受けております。

■ 診療内容


外来患者数1日平均約120人、入院患者数は1日平均約40人。年間手術数は約600件です。過去3年間の
手術実績はこちらをご覧下さい。(クリックしてください)
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当院での主な手術について紹介いたします。(術前の患者様の症状や術後経過によっては、退院までの期間は変更される可能性があります。)

内固定を伴う脊椎手術および人工関節手術では、可能な限り術前貯血(通常400ml)もしくは術中回収による自己血輸血を行い、同種血輸血(従来の輸血)は避ける方針で行っております。
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1.脊椎手術
背骨の中で、神経(脊髄や神経根)のためのスペースが様々な病態で狭くなると、神経が圧迫され、しびれ・痛み・筋力低下などの症状が生じます。脊椎手術の基本はこのような圧迫を取り除くことであり、病態に応じて固定手術が追加されます。病歴や診察所見に基づいて、レントゲン・MRIを始めとして脊髄造影・CT・神経根ブロックなどの検査を行い、手術の計画を立てます。患者さんの身体に対する負担が最も少ないと思われる低侵襲の手術方法を提案することを原則としています。また、手術の安全性を確保すべく、病状に応じて脊髄機能モニタリングや手術用顕微鏡を導入して手術を行います。
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脊椎手術の対象となる疾患として、
頚椎症脊髄症・頚椎症性神経根症・頚椎椎間板ヘルニア・頚椎後縦靭帯骨化症・腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・腰椎変性辷り症・脊髄腫瘍
などが挙げられます。

頚椎の手術では圧迫部位が1カ所ないし2カ所の場合は頚椎前方固定術を、3カ所以上の場合は後方除圧として頚椎椎弓形成術を行うのを原則としています。


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A.頚椎前方固定術
原則として頚の左前方から進入し、椎間板を切除して神経への圧迫を除去した上で、腸骨(骨盤の一部)から採取した自家骨を移植し、チタン製プレートで内固定します。術後2日目から装具をつけて歩行を開始し、2〜3週で退院可能になります。
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B.頚椎椎弓形成術
頚の真後ろから進入し、頚椎の後方にある椎弓を観音開きに開いて、神経を後方へ逃がす形で圧迫を除去します。術後2日目から装具をつけて歩行を開始し、2〜3週で退院可能になります。

腰椎の手術は後方から骨を削って神経圧迫を解除することがほとんどです。特殊なケースでは前方から手術を行いますが、この場合も胸膜外アプローチや腹膜外腔アプローチを用い、開胸や開腹の負担を生じないように工夫しています。

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C.腰椎椎間板ヘルニア摘出術
小切開の顕微鏡手術を行っています。術翌日からコルセットをつけて歩行可能となり、2週間以内で退院可能です。
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D.腰部脊柱管狭窄症に対する手術
棘突起縦割アプローチなど、腰部の筋肉に対する負担を軽減する工夫を加えた椎弓切除術を行っています。術前検査で腰椎不安定性を認める場合や、側弯などの変形が強い場合には椎弓根スクリュー・椎体間ケージを用いて内固定を追加します。いずれの場合も術後2日目から装具をつけて歩行を開始し、2〜3週で退院可能になります。

脊椎手術の一言(クリックしてください)

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2. 関節手術

クリーンルームでの人工関節手術
人工関節(股・膝)について

A. 人工股関節置換術
変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死などによる関節痛が強く、歩行障害など日常生活に障害がある場合に対して人工股関節置換術を行っています。主に骨セメントを使用した手術を行っておりますが、年齢や骨の状態によりセメントレス手術も行っております。関節の骨欠損の少なく骨移植術の不要の場合は術後2日目より歩行可能となり、3週間で退院となります。
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B. 人工膝関節置換術
変形性膝関節症、関節リウマチなどに対して人工膝関節置換術を行っています。術後2日目より歩行可能となり、3週間で退院となります。
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C. 膝半月板手術、靱帯再建手術
関節鏡視下に行い、早期リハビリを可能にしています。膝半月板手術では、術後2〜3日で退院可能となっています。靭帯再建術は術後装具歩行が可能になれば外来通院でリハビリを行継続し、スポーツ復帰を目指します。

*部長より一言(クリックしてください).

3. 手の外科
手の外科は腱と神経に対する手術が中心です。ばね指手術や、手根管開放術などは外来手術で主に行っております。
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4. 骨折手術
近隣の学校の生徒・学生さんのスポーツ外傷などの手術も行っております。早期復帰を目指しています。
.高齢者の大腿骨近位部骨折も多く、早期離床の術式を選択し術後成績も良好です。大腿骨頚部内側骨折では、骨折型、年齢、受傷前の歩行能力等により、骨接合術、人工骨頭置換術の適応を決めています。

A. 人工骨頭置換術
骨折した骨頭を切除し、人工の骨頭に置換します。通常セメントを使用せず、術後2日目より歩行可能となり、2〜3週間で退院もしくはリハビリ転院となります。
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B. 大腿骨転子部骨折(頚部外側骨折)骨接合術
通常髄内釘を用いて小切開で骨接合術を行っています。手術翌日より歩行開始となり、2〜3週間で退院もしくはリハビリ転院となります。
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5. 腫瘍外科
大半が良性の腫瘍例です。骨軟部悪性腫瘍に対しては、他科の腫瘍と異なり発生頻度が低く集学的治療が必要と考えられるため、京都大学病院などにご紹介して治療を受けていただいております。
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■ 当科での研修をお考えの方に

整形外科専門医を目指す若い先生方に研修プログラムを提供しております。詳しくはこちらをご覧下さい。



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