● 心療内科 外来担当表へ
                                       (第2版)
■ はじめに
 医学の進歩に伴い、医療は高度化、細分化されるようになりました。その結果、病気はみても病人はみないということになり、検査づけ、薬づけということが横行するようになりました。その反省から生まれたのが心療内科です。人間は心と体を合わせ持つものであり、心を無視しては良い医療はできません。「病は気から」といわれますように、気持ちのありかたで病気が良くなったり、悪くなったりします。心療内科では、患者さんの気持ちを大切にし、体と心の両面から診療にあたっています。当院の心療内科は開設されて20年余りになり、日本心身医学会研修診療施設に指定されています。
■ 診療方針
 「来てよかった。」と思ってもらえることを最大の目標にしています。それは安心できることが自然治癒力を促す最も良い方法だと考えているからです。まず、しっかり訴えやお話をお聴きします。そして、きっちり身体所見をとり、必要な検査を行います。それまでに他院、あるいは他科で診療を受けてこられた方の場合は薬の内容や検査結果をふまえてどうすればよいかを考えます。いずれの方の場合もその人の考え方ややり方を尊重することを基本としています。誰もがその人なりの良さや力を持っており、それらを上手に引き出すことが治療につながるからです。中心となる治療法は、受容的で、支持的で、解決志向型のカウンセリングと薬物療法です。ケースに応じて、家族療法、自律訓練法、催眠療法、行動療法などを行ないます。絶食療法、内観療法、バイオフィードバック療法なども行っていましたが、近年はあまり積極的ではありません。
■ 診療患者概要
 初診患者数は年間約500人、再診患者数は年間延べ約7000人です。外来患者さんで最も多いのは、頭痛、倦怠、動悸、めまい、食欲不振などの諸症状があるのに、検査をしても特に異常が見つからない、いわゆる自律神経失調症です。近頃増えてきている軽症うつ病やパニック障害も少なくありません。また、癌、心筋梗塞、膠原病などの身体的な病気があり、それに関連して精神的に不調になった方の診療も積極的に行っています。
 当科のベッド数は3床であり、入院は限られています。入院患者さんで最も多いのは神経性食欲不振症です。
 なお、当科は身体症状を主とする患者さんの診療を行っております。精神症状を主とする方は精神神経科を受診して下さい。
■ 外来診療
 診察日は月曜日から金曜日までの毎日ですが、火曜日と木曜日は再診のみです。診察受付は午前11時まで。初診は原則として予約制であり、紹介状が必要です。紹介状をお持ちでない方は、まず総合内科を受診して下さい。そこで心療内科の受診が適当であると判断されましたら、紹介状を書いてもらい、心療内科の初診予約をお取り下さい。他院からの紹介状をお持ちの方は予約なしでも当日中に診察をさせて頂きます。しかし、再来患者さんの診察が一段落した後になりますから、診察待ちの時間が長くなりますことをご了承下さい。再診も一部予約制を取り入れております。
しかし、初診、再診ともに予約できる数には限りがあり、かなり先でないとお取りできないかもしれません。
 電話でのご予約を受け付けています。

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